かめぽんのガラクタ箱

会社員生活も一区切りついたので断捨離ついでにデジタルに残しておきたいことをぼちぼちメモしていきます

とうとうThinkPad 701c を廃棄

ThinkPad 701cはいままで買ったIBM系PCで一番高価な買い物だった気がする。当時においては超小型・高性能でバタフライキーボードというギミックがついた憧れのマシン。予約して発売日に手に入れたしばらく見せびらかしながら使ってたのを思い出す。

大事に保管してきたつもりだったが20年近く前のマシンなので筐体の塗装がはげたり、ゴム系のパーツが劣化してボロボロ崩れたり。10何年かぶりに電源を入れてみたが、マザーのセルフテストエラー。CMOSバッテリなども放電しきっているはずなので仕方ないか。ばらしてメンテもありだけど、ばらすと筐体が壊れそうで元に戻せる自信がない。エラースキップして強制ブートしてみたらPC-DOS 6.1/VとWindows 3.0が一度だけ立ち上がったが、その後何度やってもブートせず。ディスクもいってしまったかな。長い間お疲れ様でした。

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ThinkPadは220に始まりX31まで10台近く使ってきた。ブランドはまだ残っているけどLenovoになって何かが変わってしまった気がする。

 

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ありがとう。さようなら。それにしても寂しいな。

デジタルペン

メモや落書きをデジタルデバイスに入力するための方法についていろんなことをトライしてきたが、結局のところ2020年の今は紙のノートとペンに戻っている。ちょっとむなしい。 

アノトペンという技術で紙のノートにペンで書いたデータがデジタルになるという記事をみたときに衝撃をうけて、日本で販売開始になったときに、すぐに手を出してみた。2004年の頃らしい。  

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 専用のノートが必要なこととペン自体が大きかったこと、パソコンとデータの同期をとる必要があったので紙のノートと同じような使い方で簡単にデジタル化というわけにもいかず結局挫折。

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のちにさらに小型化された Libescrive, Neo Smart Penなどをこりずに使ってみたが結局うまく使いこなすことができなかった。

パソコン単体でのペン入力やiPad+Apple Pencil, 赤外線を利用した筆跡をトレースするペンなどもチャレンジしたがいつの間にか紙のノートと普通のペンに戻ってしまう。

確かにテクノロジは進歩しているけど、いまだ紙の代替にはなりきれない? もっと先の将来には状況は変わっているんだろうか。

プログラミング電卓-1980年代

学生の頃にプログラミングもできる電卓としていくつか使っていた。学校ではカシオ派とシャープ派があり、お題の処理をどっちが速くできるかなんてことを競っていた記憶がある。いま手元に残っているのはシャープPC-1500。昭和56年に購入したことになっている。プログラミング電卓カテゴリの製品だと思っていたが、ポケットコンピュータとよんでいたらしい。

 

30年以上も前の製品なのに電池を入れて電源をいれてみたらきちんと起動する。昔のデバイスのタフさはすごい。なんか懐かしいな。

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PC-1500

オプションのペンプロッターもまだ大事に保管してあった。われながら物持ちがいいと思う (ただ捨てられないだけともいう)

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CE-150

数式通りに記述できる電卓としてはもちろん、持ち運べるBASIC機として学業以外の用途でもいろいろ楽しませてもらった。Wikipediaによると2015年にはこの種のデバイスは販売完了となっている。BASICの機能は限定的だったけど、手元ですぐにプログラミングできるデバイスとしてはとても貴重でした。